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深センに行ってみたら凄かった1

JUGEMテーマ:中国

 

香港から地下鉄で40分程度で行ける都市深セン、中国第4位の人口の

大都市ですが、行ってみたら高度に発達した凄い街でした。

 

既に紹介したWeChatで乗れる地下鉄に加えて、大きな公園、意匠の

変わった高層建物、電気自動車、更には秋葉原の数倍の規模の電気街、

わずか1日の滞在でしたが、深センは十分な驚きに溢れてました。

 

次はもう少しゆっくり滞在してみよう、と思わせてくれる都市でした。

 

1. 深セン蓮花山公園

朝早く目が覚めたので、泊まっていた地下鉄福田駅そばのホテルを北上し、蓮花山

公園まで散歩することにしました。

 

人が溢れる中国で、人影のまばらな早朝に街を歩くのはどこか贅沢な気分です。

 

大通りを渡ると、黒い巨大な建物が見えてきます。深セン証券取引所です。

恐ろしく巨大な建物で、兜町の東京証券取引所の建物は、ビルの軒下に入ってしまう

のではないかというような大きさです。

更に進むと、高層マンションがそびえ、歩道では果物の露店が営業しています。

美味しそうな果物を眺めていると、隣では肉を販売する露店が。

 

朝早いとは言っても、そこは南国の深センなので、熱気ムンムンです。

そんな中で冷蔵設備なしで、肉を切り売りするとは凄いです。

正直買いたいと思いませんが。。。

更に進むと大きな公園が見えてきました。蓮花山公園です。

公園の中ではジョギングを楽しむ人が目立ちます。

やはり中国でも健康ブームなんですね。

 

この公園、芝生の広場の向こうに摩天楼が。

まさに気分はニューヨークのセントラル・パークです。ちょっと暑すぎますが。

そんな公園で、ジャクリーン貯水池のような池に向かっていた時でした。

正面から大きな音楽が聞こえて来ると共に、大勢のご婦人方が目に入ってきました。

かれこれ100人近いのでは?というご婦人方が激しく踊っています。

 

何だこれ?これが、噂に聞く広場舞(ガンチャンウ)のようです。

 

強いて言えば、通常ジムで行われるエアロビを何故か野外で踊っているという

ような状態です。何故衆人環境の野外で踊るのか?謎です。

 

中国の早朝の公園の風景と言えば、太極拳だとばかり思っていましたが、すっかり

変わりましたねー。

 

広場舞のご婦人方の横には、やはり中国名物のお腹を出して散歩するおじさんが。

 

深セン、侮れんなー。

 

2. 電気自動車

深センでは電気自動車の普及が急速に進んでいます。

街中を走る青いタクシーも青いバスもBYD社製の電気自動車です。

正確には分かりませんが、タクシー、バス共に半分以上は電気自動車に

置き換わっているのではないでしょうか。

 

静かだし、排気ガスも出さないし。

そのせいか、深センの空は非常に澄んでいるように感じました。

 

そして歩道には音もなく走って来る電動スクーターが。やはり中国だ。

 

3. 地下鉄駅の自動販売機とトイレ

地下鉄駅に置かれたオシャレな自動販売機です。

日本のJRの駅で時々見かける最新の自販機は、購入する人の年齢、性別などを

自動で判断してスクリーンに映す飲み物を変えるという話を聞いたことがありますが、

深センのは少し違います。

 

まず、購入に使うのはWeChat Pay、AlipayのQRコードです。

 

QRコードをスキャンすると、スマホのスクリーンに飲料の写真が映り込みます。

なので、そこから欲しい飲料を選んでクリックすると、ガタッと飲料が出てきます。

 

なんか新しいなー。

 

更にトイレに行くと、このようなステッカーが小便器の上に貼ってありました。

意味はお分かりでしょうか?

日本でも時々見かける「もう1歩前に。」という奴ですね。

 

「前への小さな1歩が文明の大きな1歩につながる」とでも訳しておきましょうか。

まるでアポロ11号のアームストロング船長のようなノリです。。。

 

電気街の話はまた今度。

 

そう言えば、中国に行く時にいつも持って行くChina Unicom HKのSIMカードが

深センでは何故か使えませんでした。

 

電車で香港に移動した後は使えたので、壊れていた訳ではないと思います。

深センでの注意事項でした。

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