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中国一人旅:中国に行ってビックリした4

JUGEMテーマ:中国

 

中国でビックリしたモノ/コトを紹介するシリーズ第4弾です。

今回は杭州の街で見かけたビックリしたモノを紹介します。

 

(過去にビックリした話はこちら)

中国一人旅:中国に行ってビックリした1

中国一人旅:中国に行ってビックリした2

中国一人旅:中国に行ってビックリした3

 

1. スマホ充電器

宋代の街を再現したテーマパーク「宋城景区」で見かけたスマホ充電器です。

スマホを使ったキャッシュレス決済が進展し、今や財布を持たずに生活できる

という国だけに、バッテリーが電池切れでスマホを使えなくなったら大変です。

(ちなみに中国語で電池切れは「没電」)

 

買い物や食事の決済もできなくなるし、電車やタクシーにも乗れないなどえらく

不便なため、スマホを充電しておきたいというニーズは強いでしょうね。

 

この機械、見た目と下部の広告の文字から充電器であるとの想像はつきますが、

どうやって使うのかまるで分かりませんでした。

 

てっきり日本の充電器のように並んだ蓋の中に充電ケーブルが格納されており、

ケーブルにつないでスマホを機械の中に入れるんだと思っていました。

 

実は違います!

 

青い小さいランプが点いた蓋のようなものは、モバイルバッテリーの底面です。

 

つまり、日本でも広く使われているモバイルバッテリーが充電器の中に並んでおり、

お金を払ってバッテリーを取り出してスマホを充電、使い終わったバッテリーは、

再び充電器に戻すという事です。

 

下の青い広告に書いてある「芝麻信用 免押金」のアイディアがまた秀逸です。

 

芝麻信用は、アリババが提供する個人信用力スコアサービスで、本人確認資料を

多く出すとか、決済を多くきっちり決済するなどでスコアがアップします。

 

つまり芝麻信用でちゃんとしたスコアを持っている信用できる消費者の場合、

押金(ヤージン、デポジットです。)を免除しますという意味です。

 

実に合理的なサービスだと思います。

 

利用者の中にはモバイルバッテリーを機械に戻さない人もいるでしょうから、

ちゃんと利用した人は信用スコアが上がり、逆に戻さなかった人は、芝麻信用の

スコアが悪化するという仕組みにすれば、きっちり返してくれる訳です。

 

アリババ流石です!

 

ちなみにこのモバイル充電器の利用ニーズが強いのか、小型版を街中のレストランや

ホテルでも見かけました。

 

2. 電動スクーター充電器

充電器繋がりで紹介するのがコレです。

今度は街中のタバコ屋の店頭で見かけた充電器です。

何を充電するかと言うと、長いケーブルで想像がつくかもしれませんが、中国で

広く普及している電動スクーターでしょう。

 

中国での街では老いも若きも電動スクーターを転がしています。

杭州では、道路の端に自転車道が設けられており、電動スクーターがここを颯爽と

駆け抜けていきます。

と言うとややオシャレな感覚もありますが、実際にはこの電動スクーター軍団が

とても恐ろしい。

 

そもそもエンジンがないので、完全に無音で近づいて来ます。

また、交通ルールが自転車と同じなのか、躊躇いなく歩道を疾走して来ますし、

進行方向も自由自在です。ほんと今まで何回轢かれそうになった事か。。。

台北も確かにスクーターがあふれていますが、あちらはガソリンエンジンで

明らかに秩序だった運転ルールが確立されていると思います。

 

3. 電動三輪車

電動スクーターといえば、こんなのも見かけました。電動三輪車です。

電動スクーターに荷台を取り付け、後輪を2輪とするアイディアが素晴らしい。

このスクーターは荷台に道路清掃用の水のタンクと、水を吹き出すホースが

積んであります。

 

よく見ると、どこか東南アジアのトゥクトゥクにも見えますね。

 

道路清掃車といえば、こんなのも見かけました。

オシャレな道路清掃車です。

車の後ろに付いた黒い箱に水が入っていて、前に付いたブラシで水を流しながら

道路を磨き上げると言う感じでしょうか。

 

この感じだと、電気自動車にも見えます。

このオシャレな清掃車は是非日本でも導入して欲しいところです。

 

4. オマケ

特に驚くものでもないのですが、杭州が誇る世界遺産、西湖にあった注意書きです。

場所は西湖に点在する小さな島を繋ぐ観光船の船着場です。

意味は「むやみにゴミを捨てるな!文明を見せる立ち振る舞いをしよう!」という

ところでしょうか。

 

中国ではこのような注意書きを色んな場所で見かけます。

いずれも文明文明と書いてますが、そもそも人々が十分に文明的であれば、注意書きを

貼る必要もないのでは。

 

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