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兵馬俑に公共交通機関を使って行ってみた

JUGEMテーマ:中国

 

中国の古都、西安を代表する観光地の1つに兵馬俑があります。

 

言わずと知れた始皇帝の陵墓を守るために造られた陶器の軍隊で、

英語ではTerra-cotta Warriorsと呼ばれています。

 

数千年に亘り、秦王政を守ってきた陶器軍団、20世紀最大の発見の

1つとも言われる世界遺産であり、写真を見る機会も多いでしょう。

 

しかし、実物は想像を遥かに超え、写真ではとても表しきれない

迫力です。

 

歴史好きの貴方、世界遺産に興味がある貴方、西安の兵馬俑坑を

訪れて、キングダムの世界を感じてみませんか?

 

今回は、兵馬俑と始皇帝陵への公共交通機関を利用した行き方及び

その概要を紹介します。

1. 始皇帝陵墓と兵馬俑

紀元前221年に初めて中国を統一した秦の始皇帝の陵墓と、その陵墓を守るために

実際の秦軍団を模して造られたと言われる兵馬俑は、西安市の中心部から50kmほど

東に離れた所にあります。

 

1974年に近隣の農民により発見された兵馬俑は、20世紀最大の発見の1つとも

言われ、未だ発掘調査がなされていない主たる始皇帝の陵墓よりも、遙かに有名な

存在となっており、その写真や映像を見る機会も数多くあります。

 

世界の有名な観光地には、実際に見るとがっかり、というような所もありますが、

2千数百年前に作られた陶器の兵士達は全く異なります。

 

公開されている3つの坑には全部で8,000体もの兵士や馬の俑があり、特に最大の

規模を誇る1号坑に整然と並ぶ大量の兵馬は、すごい迫力で見るものを圧倒します。

 

この光景、キングダム好きの人には堪らないものでしょう。

実物大と言われる兵士達は、台を含めると2mくらいの背の高さで、1体毎に顔形が

異なるため、好きなキャラに似た兵士を探していると、あっと言う間に時間が過ぎて

行きます。

 

そんな兵馬俑や始皇帝陵墓のある兵馬俑博物館には、バスで簡単にアクセスできます。

 

2. 西安駅に移動

兵馬俑博物館に向かうバスは、西安駅から出発しており、始発は午前7:00です。

 

世界的に有名な兵馬俑を訪れる観光客はとても多いため、スケジュールが許すなら、

早めの出発をオススメします。バス停は西安駅横のロータリーにあり、バスは頻繁に

出発しています。

 

西安は地下鉄網が発達しているので移動が楽ですが、問題は地下鉄西安駅でした。

 

路線図には、しっかり西安駅と書かれているのですが、2019年7月時点では地下鉄

西安駅は未開業でした。

 

地下鉄西安駅がある事を全く疑わず、ホテルから赤のシンボルカラーの2号線に乗り、

北大門で1号線に乗り換え、更に五路口駅で4号線に乗り換えて北に1駅のはずだった

のですが、4号線のプラットフォームに着いて戸惑いました。

 

北向きも南向き、どちらの方向も次の駅表示が西安駅ではありません。

ウロウロしながら、駅に貼られた4号線の路線図を見てビックリ。何と西安駅の駅名に

白いテープが貼られて隠されていました。

 

それ、早く言ってよ。

 

まあ、テープを使ってるでくらいなので、そう遠くない時期に開業するのでしょうが、

要注意です。

 

しょうがないので、五路口駅から歩く事にしました。

西安駅に向かうには、A出口を出て、後ろにある大通りを左方向に直進です。

 

大通りでofoの黄色い自転車を見つけ、ラッキーと喜びましたが、壊れてました。。

かつてシェア自転車の王者とも言える存在だったofoの没落ぶりは激しく、西安で

見たofoの自転車は、ほぼ全て壊れてました。。

 

いくつもの王朝が入れ替わりで都を置いた西安で、シェア自転車業界の栄枯盛衰を

見るのもどこか感慨深いものです。

 

西安駅までは歩いて10分強です。

城壁の下の方を大胆にくり抜いた所があり、城壁を越えた所にあるのが西安駅です。

 

兵馬俑博物館行きのバス乗り場は、駅舎に向かって右側のロータリーにあります。

 

3. 西安駅で公共バスに乗車

ロータリーには兵馬俑行きバスの看板が出ているので、すぐに分かります。

ルートの真ん中に書かれている華清池は楊貴妃に関連する観光名所として有名な

所で、兵馬俑博物館に向かう途中にあります。

 

兵馬俑までは1時間強かかるので、トイレが不安な人は、案内板の右にある大きな

建物に寄っておきましょう。

 

到着した時にはバスが2台停まっており、1台は青く塗られた遊5号、もう1台は

緑色の915号線のバスでした。

 

看板に書いてあった遊5番に乗り込みましたが、乗客はわずか数人で、その後も

ポツポツと乗ってくる程度です。ふと隣の緑色のバスを見ると、ほぼ満員でした。

 

乗り換えようと思い、バスを降りたところで緑色のバスが発車してしまいました。

あちゃーと思いながら席に戻ると、青色バスも数分後に発車しました。

 

てっきり915線は路線バスで、遊5番バスは観光地直行バスだと思っていたのですが、

実は遊5番バスも路線バスで、兵馬俑に至るまでに数多くのバス停に停車します。

 

もう1つ、このバス、サスペンションが非常に固く、路面の凹凸をかなり拾います。

正直、乗り心地悪い。。

 

いくつかの停留所を経由し、30分程走ったところで、車掌と思しき女性が乗車料金を

集め始めました。

 

料金は一律7元(約100円)でした。

女性が巡回して来た時に直接現金を渡せばよく、WeChat Payも利用可能です。

 

WeChat Payで支払う場合、女性が渡してくれるというよりも、放り投げて来る紙に

QRコードが印刷されているので、スキャンして支払い、スマホ画面を見せます。

 

40分程経過したところで、バスはやっと高速道路に乗りました。しばらく高速道路を

走り、地図アプリで兵馬俑まで10kmくらいの地点で高速道路を降りました。

 

実はここからが意外と長く、街中の停留所をあっちこっちと寄り道するため、

なかなか兵馬俑に近づきません。

 

出発から1時間程度経過した頃、多くの乗客が降りるバス停に到達しました。

 

兵馬俑に到着したかと思いましたが、最初に大勢の人が降りるのは華清池なので、

兵馬俑に向かう人はそのままバスに乗っていましょう。

 

バスで揺られる事1時間20分、ついに終点の兵馬俑博物館に到着しました。

 

何番バスが早いとか、遅いとかという記事も見かけますが、観光旅行であれば気長に

行きましょう。

 

結論として、遊5号、リゾートっぽいのは見た目だけ。。

 

4. 兵馬俑到着

遊5号バスの終点にはバスがたくさん停まっており、帰りもここから乗車します。

予約不要で、便数も多いので、帰りの足を気にせず観光に集中しましょう。

 

バスを降り、広大な駐車場を横切って博物館の入口に向かいます。

 

駐車場を越えたくらいから、観光ガイドが次々と営業攻勢をかけて来ます。

中国語、英語、日本語と色んな言葉を話す人がやって来ますが、ガイドの必要性は

個人で判断しましょう。

 

私は頼みませんでしたが、日本語を話せるガイドに色々説明してもらった方が理解

できる事ははるかに多いでしょうね。もちろん値段とのバランスが大事ですが。

 

巨大な始皇帝像の奥に大きな建物があり、ここが入場券売場です。

 

正面に有人の売り場、建物に入ってすぐ左に自動券売機が並んでいます。

到着したのが午前9:00くらいだったせいか、チケット売り場はまだ空いていました。

 

自販機を試しましたが、中国の身分証明書を要求され、結局購入できませんでした。

 

やはり、外国人は有人窓口に行くしかないようです。

 

毎度ながらパスポートの提示を求められ、入場券は120元(約1,800円)でした。

窓口はまさかのスマホ決済が利用できずだったので、現金を準備しておきましょう。

 

入口を通って公園のような広大な敷地を10分程歩きます。中国の観光地はでかい。

大きなゴルフカートのような乗り物も走っているので、歩くのが好きでない人は、

カートを利用しましょう。

 

兵馬俑坑に近づいて再びセキュリティーチェックを受け、博物館の敷地に入ります。

 

ようやく兵馬俑坑を覆う建物が見えて来ました。

まずは最大の規模を誇る1号坑に向かいます。

建物に入って、ドキドキしながら小さなホールを通り抜けます。

すると目の前が大きく広がり、巨大な体育館のような空間に出ます。

ついに来ました。兵馬俑です!圧巻の光景です。凄い!

巨大な体育館の内側を通路が1周しており、近い所だと数mくらいの距離で俑を

見ることができます。兵士達は2mくらいの高さで、顔や装備、姿勢全て違います。

 

数千年前にこれほど精巧な陶器像をこれほど大量に造ったとは俄かに信じられません。

飽きる事なく像を眺めながら1周しましたが、地元の農民が最初の俑を見つけた所を

示していたり、奥の方では、細かく割れた俑を修理していたり。

 

1号坑の後は、3号、2号、展示館と巡りました。

 

2号坑、3号坑は1号坑とは違い、完全な形の俑は少なく、薄暗い空間で今も発掘と

割れた俑の修理作業が行われているようです。1号坑にある兵馬俑も元々はこの様な

形で土に埋もれていたという事が良く分かります。

展示館には写真などで紹介される事も多い、古代の戦車(馬車)が置かれていたり

しますが、この戦車はレプリカで、陳西省博物館にあるのが本物のようです。

兵馬俑博物館の各施設は非常に見応えがあり、結局3時間近くを過ごしました。

 

次は、兵馬俑に守られている始皇帝陵墓に向かいます。

 

出口は、入口とは違う所にあり、飲食店や土産物店が並ぶ道を人の流れに沿って進めば、

チケット売り場前の巨大な始皇帝像の所に戻れます。

 

5. 始皇帝陵へ移動

始皇帝像から見て右前方に木組みの屋根のあるバスの乗り場があり、始皇帝陵墓行き

バスはここから出発します。料金は無料です。

時刻表もなく、満員になったら出発し、前のバスが出発したら次のバスが来るという

オペレーションになっている様です。

 

停まっているバスに乗り込んで待っていると、徐々に乗客が増え、ほぼ席が埋まった

ところで出発しました。

 

始皇帝陵までは10分もかかりません。

 

始皇帝陵墓の敷地は巨大で、広大な更地の中に陵墓と関連施設がポツンとある印象です。

 

陵墓観光での注意点は、カートに乗るべきという事です。

 

敷地に入ると何人かの観光客が、なだらかな坂道を上がり始めたので、釣られて歩き

始めましたが、後から激しく後悔しました。

 

始皇帝が眠る丘の様な陵墓の麓に到着するまで、汗だくで15分程歩きました。

 

苦労して陵墓の前まで到着しましたが、石碑があるくらいです。

 

巨大な敷地には他にも見所がある様でしたが、疲れて断念しました。

 

帰りのバスに向けてトボトボ歩いていると、大型ゴルフカートに乗った観光客が

やって来ました。

 

乗ってないので詳細は分かりませんが、敷地内に所々カートのバス停があり、

好きな所で乗り降りできるシステムのようです。

 

徒歩での観光は、兵馬俑博物館を歩き回った身体にはやや負担が重すぎたようです。

 

行きと同じように無料バスで兵馬俑博物館に戻り、更に遊5番バス乗り場に移動して、

16:00前に西安に戻りました。

 

悠久の歴史を誇る西安の兵馬俑博物館と始皇帝陵、オススメです。

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