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西安の秦二世皇帝(胡亥)陵墓に行って来た

JUGEMテーマ:中国

 

かつて中国の数々の王朝が都を置いた西安は、悠久の歴史を誇る街で

見所に溢れています。

 

そんな西安で、人気漫画キングダムの世界を無料で感じられる場所、

秦二世皇帝胡该(フーガイ、日本読み:コガイ)の陵墓を紹介します。

 

胡该の墓は、彼に対する歴史的な評価を表しているのか、父親である

始皇帝陵墓、その陵墓を守る兵馬俑とは全く異なり、訪れる観光客も

少ない閑静な公園内にあり、ある意味穴場とも言えます。

 

公共交通機関で簡単にアクセスできる胡亥の陵墓でキングダムの世界を

じっくり味わってみませんか?

1. 秦二世皇帝陵墓

紀元前221年に初めて中国を統一した秦の始皇帝は、歴史上極めて有名な人物であり、

その陵墓と陵墓を守る兵馬俑は、世界中から観光客を集める世界遺産になっています。

 

未だ発掘調査が行われていない始皇帝の陵墓は、ほぼ山と呼んだ方がいいくらいの

大きさで、それを見守る全部で8,000体と言われる兵馬俑も、2千年以上前に造られた

とは信じられないくらいの規模です。

 

そんな圧倒的な力を誇ったであろう秦王朝が中国を支配したのは、わずか15年ほどに

過ぎませんでした。

 

王朝の没落をもたらした始皇帝の末子である二世皇帝胡亥は、宦官趙高にいいように

操られた人物とされ、趙高は腹黒い官僚、胡亥は暗愚な人物の代表なような評価を

今に至るも受けています。

 

そんな胡亥の陵墓は、西安市内の南部で公園として整備された区域内にあり、公共

交通機関を利用して簡単に訪れる事ができます。

始皇帝の陵墓と異なり、訪れる人も少なく、ゆったりと過ごす事ができる施設は、

中国の観光地としては珍しく無料です。

 

敷地内にはキングダム好きの心をくすぐる展示物もあり、オススメです。

 

2. 交通アクセス

胡亥が眠る「曲江秦二世陵遺跡公園」への最寄駅は、2号線の「会展中心」駅か、

4号線の「曲江池西」駅です。

 

公園の周辺には大きなマンションが並んでおり、閑静な住宅街といった趣きで、

商店はあまり見かけませんでした。

 

いずれも歩くにはやや遠いので、地下鉄駅からバス、タクシー、シェア自転車等で

アクセスするのがいいでしょう。

 

距離だけで言うと、「曲江池西」駅の方が少し近いですが、「会展中心」駅からの

アクセスでも時間はあまり変わりませんので、前後の予定に合わせましょう。

 

地下鉄2号線「会展中心」駅は、「鐘楼」駅から南に6駅です。

C出口から出て、目の前の雁展路と言う大通りから、東に向かうバスに乗れば、

簡単にアクセスできます。

 

504路か270路のバスに乗り、15分くらい走った「曲江池南路竹里港口」という

バス停で降ります。バス停から200mくらい歩いた右手が目的地です。

バスは均一料金で乗車時に料金を支払うパターンで、QRコード決済も可能です。

一方、4号線の「曲江池西」駅の方は、C出口を出て大通りを渡って3分程前進した

所にあるバス停から504路線に乗車します。降りるべきバス停は2号線パターンと

同じく、「曲江池南路竹里港口」です。

4号線は大雁塔がある路線なので、大雁塔参観の前後に寄るならこちらのルートが

便利でしょう。

 

私は4号線ルートを利用し、地図で近そうだったので歩いて公園に向かいましたが、

想像よりも遠く、結局20分くらい歩きました。

 

アプリを見ると1.3kmの距離があるので、やはりバスを利用するのが良さそうです。

 

3. 秦二世皇帝陵墓

目的地の「曲江秦二世陵遺跡公園」は綺麗に整備されており、入口の旗が気分を

盛り上げてくれます。

建物に入りましたが、チケット売り場がどこにもありませんでした。公園のみならず

展示室についても、一般に観光地の入場料が高い中国では珍しく無料です。

 

施設の中に入ろうとすると、警備員から声をかけられました。入場料は無料ですが、

入場の記録をつける必要があるらしく、パスポートの提示を求められました。

 

建物内を順路通りに見学します。

多くの展示物があるのですが、既に兵馬俑博物館や陳西省歴史博物館を見学した後では、

歴史的な価値という面で特に目を引くものはありませんでした。

 

ただ、秦の歴史を見ていると、キングダムのストーリーが蘇ってきてワクワクします。

展示物を見終わって外に出ると、二世皇帝の陵墓が見えて来ました。

 

ちっちゃー。。

土が盛られ、多少小高くなってはいますが、偉大な父親の巨大な陵墓とは比べるべくも

ありません。史上二人目の皇帝のお墓とは俄かに信じられませんが、元々この規模で

建設されたのか、長い歴史の中でこうなったのか何とも判断できません。

 

歴史の評価が低いと、こういう扱いになるんですかね?

 

ただ、施設としての見所は、他にもあります。

敷地の周囲には、有名な故事を紹介するブロンズ像が置かれています。

 

例えば、このブロンズ像は、有名な成語の1つの「指鹿為馬(ジールーウェイマー)」、

「鹿を指して馬と為す」の1場面です。

 

ストーリーはこんな感じです。

ある日、趙高が宮廷に鹿を連れて来て、いい馬だと説明したところ、皇帝胡亥は

「どこが馬だ、鹿じゃないか!」と大笑いしたとか。それを見た趙高は、周りに居た

大臣達に対し、この動物が馬か鹿という踏み絵を踏ませ、正直に鹿と答えた大臣を

皆殺しにして、自分の周りをイエスマンだけにしたとか。

 

人を非難する時に使う「馬鹿」という言葉の由来は、この故事という説もあります。

 

他にもこんな感じの数々のブロンズ像がいくつも並んでおり、故事や場面を思い出し

ながらブロンズ像を見て回るのもなかなか楽しい時間でした。

 

無料でゆっくり楽しめるコスパの高いスポット、「秦二世陵遺跡公園」オススメです。

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