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【最強の中国語無料翻訳アプリ】を探せ!

JUGEMテーマ:中国語の学習

 

中国語の無料翻訳アプリとして代表的な商品といえは、何と言っても

百度翻訳(Baidu Fanyi)でしょう。

 

中国を代表する企業であるBATの一角を占めるネット検索サービス

企業、百度(バイドゥ)が提供する無料翻訳アプリです。

 

とても無料とは思えないレベルの翻訳精度と多彩な機能を有しており、

これまでこのブログでも数回にわたって紹介してきました。

 

今回は、そんな百度翻訳に挑戦する2つの中国製の無料翻訳アプリ

「有道翻訳官」と「HU(氵戸)江小D辞典」を紹介します。

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中国語無料翻訳アプリの紹介

・百度翻訳(Baidu Fanyi):中国語翻訳アプリの定番、オールラウンダー

有道翻訳官 (You Dao Fanyi Guan): 中国語学習のパートナー

HU江小D辞典 (Hu Jiang Xiao D Cidian):外国語学習する中国人向けか?

 

1. 中国語無料翻訳アプリの定番、「百度翻訳」

無料で使える翻訳アプリとして世の中で最も広く認識されているのは、間違いなく

「Google翻訳」でしょう。

 

対応する言語数、進化のスピード共に、世界のGoogleが提供するアプリだけに

素晴らしい性能です。

 

但し、こと中国語⇄日本語に関して言えば、中国企業 であるBaidu(百度)が提供する

「百度翻訳」の方が、高い翻訳性能を有しているように感じます。

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アメリカ企業であるGoogleが、共に外国語である中国語と日本語を扱うよりも、

中国企業であるBaiduに母国語である中国語の正確性において1日の長があるのは

ある意味当然かもしれません。

 

それでは「百度翻訳」の性能は、他の中国企業が提供する中国語翻訳アプリと比べて

高いのでしょうか?

 

今回は最強の中国語を無料翻訳アプリを探すべく、中国企業が提供する翻訳アプリ、

「有道翻訳官」と「HU(氵戸)江小D辞典」を試してみました。

 

2. 「有道翻訳官」(You Dao Fanyi Guan)

「有道翻訳官」は、NASDAQ上場企業で中国でポータル事業を手がける網易(ネット

イース)傘下の教育事業を手がける有道が提供する無料翻訳アプリです。

 

有道は「有道翻訳官」以外にもPC用の無料辞典「有道辞典」の提供や、Pocketalkと

似たようなポータブル翻訳機の販売も行なっています。

 

「有道翻訳官」は無料翻訳アプリですが、なんと107言語の翻訳が可能なようです。

 

ユーザーインターフェイスや機能は、非常にシンプルに作られています。

 

翻訳の元になる言語と翻訳する言語を選んで、文章や単語を入力するのみです。

中国語を和訳する場合、中文→日文を選択、和文の中国語翻訳の場合、→部分を

押すと日文→中文に表示が入れ替わります。

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機能と入力方法は4つで、キーボードを使ってのテキスト入力(手書き入力も可能)、

写真を撮影してのテキストの翻訳、中国語話者と日本語話者がそれぞれ母国語を

音声入力して相手の母国語に翻訳し、結果をテキストと音声で出力する対話型、

そしてマイクを使って翻訳したい言語を音声入力し、翻訳結果をテキストと音声で

出力してくれるというものです。

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但し、この辺りは翻訳アプリのデフォルト機能で、特に目新しいものはありません。

 

このアプリが優れているのは、辞書を提供している会社のせいか、検索した単語や

表現を使った例文が数多く表示されるところです。

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例文は、検索した単語が入っている文章をネット上から探して来るようですが、

その単語を使用した例文を数多く見ることで、単語や表現の使い方をより正確に

理解できるので、この機能は中国語学習者にとって非常に便利です。

 

一方、個人的にやや辛いのは、ピンインが表示されない所です。

中国人には不要かもしれませんが、外国人にとってはできれば欲しい機能です。

 

3. 「HU江小D辞典」 (Hu Jiang Xiao D Cidian)

「HU江小D辞典」(Huはサンズイに戸)は、インターネット上で語学学校を展開する

HuJiang社が提供する無料翻訳サービスです。

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このアプリは無料翻訳機能こそ提供されているものの、他のアプリとは機能面で

色彩がやや異なります。

 

ユーザーインターフェイスを見ると、明確に中国語話者の外国語学習用に作られた

アプリであると言えそうです。

 

例えばトップ画面で日本語を選ぶと画面の下部に日本語のニュースが出てきたり、

「日語頻道」という機能を選ぶと、日本語の表現の説明や日本に関するニュース、

芸能ニュースなど、日本の事をいっぱい知ろう的なコンテンツが溢れています。

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「とにかく」と「ともかく」の違いはなんだ?「殺菌」「除菌」「抗菌」「減菌」

いったい何が違うんだ?というような日本語を学習する中国人が抱く疑問に対する

解説が書かれていたりします。

 

もちろん翻訳機能は備わっており、他のアプリと同様にテキスト入力、写真入力、

音声入力で中国語を日本語(又はその逆)への翻訳ができます。

 

中国語、日本語共に音声出力可能で、翻訳アプリとしての基本機能を有しています。

 

4. 「百度翻訳」と比較 機能の多様性

2つの翻訳アプリの性能を「百度翻訳」と比べてみました。

 

まず、機能の多様性で言えば、「百度翻訳」の圧勝です。

 

「百度翻訳」には、中国人が旅先で使うであろうフレーズを食事、買い物、交通、

ホテルといったシーン別に集めたフレーズブックなどの機能があり非常に便利です。

 

一方、2つのアプリ、特に「有道翻訳官」の設計は極めてシンプルで、「百度翻訳」

のような豊富な機能は用意されていません。

 

但し、日本人が使う分には正直それほどの違いはないかもしれません。

 

翻訳アプリは、そもそも中国人向けに作られているため、「百度翻訳」が持つ機能は

主に中国人が便利に海外旅行できるように付けられた機能だからです。

 

日本人が翻訳アプリを使うのは、中国や台湾旅行の時、中国語で何かを聞きたい時に

日本語を中国語に翻訳してもらうとか、日本を訪れた中国語スピーカーとの間で

コミュニケーションを取るため、中国語文を和訳してもらったり、中国語のテキスト

入力を日本語に訳すというような基本的な機能がメインだからです。

 

5. 「百度翻訳」と比較 和訳性能

次に中国語文の和訳性能を比べてみました。

 

例文はイーチャイナアカデミーのBitExのリスニング「時事中文」から、任天堂が

テンセントと組んでSwitchを中国国内で販売するというニュースを選び、前半20秒

程度の音声を翻訳してみました。

 

まずは「百度翻訳」です。

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さすがに定評があるアプリだけに、中国語の音声をどんどん認識していきます。

 

認識が終了すると、和訳が表示されます。

 

和訳の結果は概ね正しいのですが、2ケ所だけどうもおかしい箇所があります。

 

「トイレ席を共同で発売」と、「任天堂の位置を発表した」という部分ですが、

いずれも中国語の原文で「Switch」という商品名が英語で発音されている箇所です。

 

翻訳の原語を中国語にしているので、英語の固有名詞をうまく認識できず、最初は

SwitchをCe Wei (厠位)、2回目はSuo Wei Zhi(所位置)と認識してしまいました。

 

次は「有道翻訳官」です。

 

こちらは2回目の「任天堂Switch」を完全に聴き取り、画面上に大きく表示

されています。

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但し、本文の訳文にはうまく反映されておらず、最初のSwitchはSi Wei Zhi(四位置)

と認識され、訳文は4サイトになっています。

 

最後に「Hu江小D辞典」です。

 

こちらは、1回目のSwitchを完全に聴き取り、訳文にも正確に反映しています。

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惜しむらくは2回目のSwitchをSi Wei(思維)と認識してしまい、考え方と誤訳

してしまいました。

 

このようにアプリは3つもと固有名詞の認識の違いはあったものの、文章の大筋は

完全に捉えており、非常に高い翻訳性能を有している事が確認できました。

 

この後、更に長い1分程度の中国語を翻訳してみると状況が全く変わりました。

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「有道翻訳官」が全ての中国語文を和訳できたのに対して、「百度翻訳」と

「Hu江小D辞典」は、せいぜい20秒程度で翻訳がストップしてしまいました。

長文の中国語文の和訳に関しては、「有道翻訳官」の性能が他を圧倒している
ように感じました。
6. 結論

個人的な印象では、総合力で「百度翻訳」、中国語学習者には「有道翻訳官」が

オススメのアプリです。

 

海外旅行する中国人旅行者や、そうした旅行者を接客する方にとっては、「百度

翻訳」のフレーズブックを含む豊富な機能なとても便利です。

 

一方、中国語学習者の場合、調べた単語の用法が多く表示される「有道翻訳官」は

辞書代わりにもなる便利なアプリです。

 

更に言えば、発音練習のためにスマホに向かって下手な中国語の発音を試した際、

一番拾ってくれたアプリでもあります。

 

この辺りの部分は別の機会に触れて見たいと思います。

 

アプリを色々試していたら、久しぶりにGoogle翻訳を試して見たくなりました。

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